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布団の海で沈みもがく

帰宅途中の道には
もう四方八方に
睡魔たちが
飛び交う

何とか家についたが
待ち伏せしていた
大きな睡魔に
襲われ

布団の海に放り出され
深海の底に流れる
暖かい泥の中に
ずっぷりと沈み込むように

僕は深く深く墜ちていった

次の日目が覚めた僕は
目覚まし時計という
名だけのただの時計の
指し示す時を見て

布団の海に放り出され
おぼれもがくように
手をふりまわし
あわて
ふためいて

それから
洗面所へ
イルカのように
飛んでいった
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テーマ: 自作詩 -  ジャンル: 小説・文学
by HAPA  at 02:25 |  コトバ 人・街・空 |  comment (19)  |  trackback (0)  |  page top ↑

その背中で世界を語れ

小さな交差点の赤信号

先を急ぐ人々が
車が来ないか確認すると
そそくさと渡っていく

車は来ない
自転車も 人も 来ない

自分の判断 自分の責任で渡るのだ
なに文句がつけられよう

その背中をじっと見送る大きな瞳
幼稚園の先生が言っていた…
赤信号は渡ってはいけないの

大きな瞳の幼い子は
信号が青に変わると
手をまっすぐ空に伸ばし
決然と 堂堂と
横断歩道を渡っていった

私の背中は 子供にとって社会をあらわす
私の背中は 子供にとって世界をあらわす

背中に視線を感じて 社会を語れ
背中に視線を感じて 世界を語れ

大きな瞳を 私は
まっすぐ見つめ返せるか

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テーマ: 自作詩 -  ジャンル: 小説・文学
by HAPA  at 13:36 |  コトバ 生きる |  comment (16)  |  trackback (0)  |  page top ↑

仮定と現実

彼女と喧嘩した

僕が悪かった

機嫌を直してもらうために
いろいろと考える

花を贈ってみよう
服のコーディネイトをほめてみよう
髪型の変化 今度こそ見逃さないぞ
やさしい言葉を かけよう
なにより
彼女のことを きちっと見よう

みんな
喧嘩したから
することじゃない
喧嘩する前から
そうしておけば いいことばかり

仲直りしたら
今度こそ 普段から

そして現実

花を贈ったって
やさしい言葉をかけたって

それでは機嫌は直らない
当然機嫌は直らない

なぜ怒っているのか分かってるの

喧嘩したから
することじゃない

喧嘩中は
してはいけない

喧嘩中にやっていいのは
きちっと見ることだけ
テーマ: 自作詩 -  ジャンル: 小説・文学
by HAPA  at 12:37 |  コトバ 愛する |  comment (4)  |  trackback (0)  |  page top ↑

みじん切りにされかかった「おっさん」が出入りする年頃の娘の話

僕は、普段、子供達が風呂に入る前を見計らって、会社から電話をかけている。

下の娘コラルがでた。
コラル「緊急警報、緊急警報。
    お姉ちゃんの中におっさんが入っています。
    お姉ちゃんは、おっさんを、電話を通してパパに入れようとしています。
    あ、今、洗面所に行ったのでおっさんは流れていくかもしれません。
    でも気をつけてください。緊急警報終わり。おやすみ!」
私 「?」

上の娘パルルがでた。
パルル「へろー。おっさんがいるんやけど、どうしたらいい?」

ちなみに、声はあくまで明るい。

私   「なんや?、おっさんって?」
パルル「私からおっさんを出しても、どんどん入ってくるねん」
私   「??。洗面所から流れるかも、とコラルが言っていたけど」
パルル 「アハハ。それは無理(笑)。おっさんは、水にとけへんもん」
私   「??? よーわからんけど、お母さんに渡したらどや…。
     で、なんやねん。おっさんて?」
パルル 「お母さん!?だめや、ほら、すごい顔でにらんではる。
     コラルに渡したらみじん切りにされるし…」
私   「みじん切り?!」  
パルル 「うん。さっき渡そうとしたら、手でみじん切りにしようとした。
      パパやったら大丈夫やと思うんやけど。
      きっと、おっさん、でてこないよ。落ち着くと思う。」
私   「?※?◎?☆? …って、だから!
     おっさんて、なんやねん!!!」
パルル「ま、もうちょっと、考えるわ。ところで…」

このあと、パルルは何事もなかったように、学校の話を少しして
「おやすみ~!」と明るく電話を切った。
とうとう、おっさんの正体は、分からずじまいだった。

娘は、年頃になると父親の理解できない単語を使うと聞くが、
まさか、最初のその単語が 「おっさん」 とは…。

自宅に帰ったら、きっちりと、「おっさん」の正体を、問いただすつもりでいる。

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テーマ: 今日の出来事 -  ジャンル: 日記
by HAPA  at 07:54 |  今日のそのとき |  comment (10)  |  trackback (0)  |  page top ↑

ちょっとの幸せ

マンションの廊下に
ごみが落ちていた

「ごみを落とすなんていけないね」
娘が拾おうとしたので
僕と妻は言った
「汚いからやめなさい」

家についてから
僕達は後悔した
娘は自分でマンションをきれいにしようとした
僕と妻は、見ぬふりをせよと 教えてしまった

僕達は言った

あのごみは汚ないし ばい菌がつくかもしれない
袋を持って拾いに行こう

娘の顔がパッと輝く

僕と娘は一緒に廊下に戻り
ごみを拾って家に帰った

家の中に汚いごみは入ってきたが
僕達はちょっと幸せだった
テーマ: 自作詩 -  ジャンル: 小説・文学
by HAPA  at 02:11 |  コトバ 生きる |  comment (11)  |  trackback (0)  |  page top ↑

(再掲) 種の君へ

娘よ
君は種

僕は
土を耕し
水をやり
肥料を与え
害虫をとり
日当たりのよい場所に鉢を移す

でも
どんな葉をつけるのか
どんな花をさかすのか
どんな種をのこすのか

娘よ
それは君が決めることだ

君は自然に伸びていく
僕はそれを妨げない豊穣な土を用意しよう
当然水や肥料にも気をつかう
害虫もしっかりとろう

ああ わかったよ
害虫かどうかは君と相談しよう

君が
どんな葉をつけるのか
どんな花をさかすのか
どんな種をのこすのか

不恰好でもかまわない
君らしく伸びてほしい

僕は本当に楽しみだ

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テーマ: 自作詩 -  ジャンル: 小説・文学
by HAPA  at 01:33 |  コトバ 愛する |  comment (18)  |  trackback (0)  |  page top ↑

おやすみ

心に刺さった
無数の小さなとげ

気づかないふりして
がんばってきたんだね

いいよ 今日くらい 

疲れたからだ すべてゆだねて
子供のように 目をつぶって

君の髪をなでよう
何度も何度もなでよう

少しずつ少しずつ
心が傷つかないよう注意して
君のとげを 溶かしていくから

君は泣いていい
好きなだけ泣いていいんだよ

流れる涙とともに
心のとげは 流れていくのだから
心のきずは 癒されていくのだから

体をすべてゆだね
心のまま涙したら

今はただ おやすみ
テーマ: 自作詩 -  ジャンル: 小説・文学
by HAPA  at 00:01 |  コトバ 愛する |  comment (16)  |  trackback (0)  |  page top ↑

目に映るもの

ぽっかりとできた空間
突然建物がなくなっていた

工事現場を示す看板
どうやらビルが建つらしい

ここには小さな店があったはずだが
いったい何の店だったか

人がそこに住み 営みがあった
毎日それを 目にしていたはずだった

今 僕の目に映る空間からも
昔 僕の目に映った脳の記憶からも

人の気配を感じ取れない

僕の目は
何を見てた
テーマ: 自作詩 -  ジャンル: 小説・文学
by HAPA  at 10:56 |  コトバ 人・街・空 |  comment (6)  |  trackback (0)  |  page top ↑

季節はどこへいった

半そでのパジャマのまま
窓から外をのぞくと 
今日はぐっと寒そうだ

クールビズは始まったが
半そでノーネクタイはやめ
スーツを着込み外へ出る

いきなり寒い外気に
スーツで正解と一人満足するが

地下鉄の駅にもぐると
人・人・人による もあっとした人工的熱気

人工的熱気に満ちた満員電車では
スーツを着て汗をかく自分が
ばかに思えてくる

地下鉄の駅から地上へ出ると
汗が冷え スーツでも寒く 

会社につけば 断熱効果が効いた建物では
ワイシャツでも汗ばむほどとなる

いったい季節はどうなったのか

混乱する僕に
しとしとしとと ふる雨が
今が梅雨であることを告げる
テーマ: 自作詩 -  ジャンル: 小説・文学
by HAPA  at 13:04 |  コトバ 春夏秋冬 |  comment (6)  |  trackback (0)  |  page top ↑

夜中の乾杯

もうすぐ明日になる
そんな時間に会社をでる

終電近い電車の中で日が替わり
明日になってから駅に着き

家につく少し手前の角に見える
いつものコンビニの灯り

こんな時間でも僕は買い物ができる

今日の朝ごはんも
頑張った昨日の自分に
乾杯するワインも

ありがとう
商品入れ替えを黙々とする金の髪のお兄さん
商品をてきぱきと袋に入れる赤い髪のお兄さん
こんな夜中のコンビニで
君たちが働いてくれるおかげだよ

家に着き
頑張った昨日の自分に乾杯
そして夜中に働く君たちへ乾杯
テーマ: 自作詩 -  ジャンル: 小説・文学
by HAPA  at 23:33 |  コトバ 人・街・空 |  comment (12)  |  trackback (0)  |  page top ↑
プロフィール

Author:HAPA
びわ湖のほとりと23区の
二重生活をしています。

●このブログは…

 自作詩、日常で感じたこと、本の紹介などを書いていきます。

 本の紹介では、自己啓発本などを中心に、HAPAが感銘を受けたり学んだことを書いていきます。
 更にこれらの本で学んだことを、実際にやってみて感じたことも書いていきます。

●詩について
 つたないコトバですが、 著作権は放棄していません<(_ _)>

●内容と関係ないと思われるコメント、トラックバックは、削除させていただく場合があります
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